動脈硬化が起こりやすい病気③

メタボリック症候群

大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)

大動脈とは、全身に血液を送る大血管のことです。
大動脈はまず心臓から頭側に向かって出ると、弓状にカーブを描き、胸部の左後ろを下に向かって走行します。

そして横隔膜を貫いて腹部に入り、臍の少し下の高さで左右に分かれますが、一般的にここまでを「大動脈」と呼びます。


大動脈瘤とはこの大動脈の一部が「瘤」=「こぶ」のように膨らんだ状態のことです。
一口に大動脈瘤と言ってもさまざまに分類されます。
大動脈瘤になっている壁の構造によって3種類に分類されます。

大動脈瘤

真性瘤:瘤の壁にも通常の大動脈の壁構造がみられるもの。

解離性瘤:大動脈壁の解離によって出来たもの。

仮性瘤:瘤の壁に大動脈の壁構造がみられないもの。
ほとんど嚢状。外傷、感染など特殊な原因で生じるまれな瘤


こぶが徐々に大きくなり、ついに破裂して大出血を起こし、死亡することがあります。
大動脈瘤には手術が必要となります。