狭心症の予防について
狭心症の原因は、冠動脈の動脈硬化にあります。
つまり、動脈硬化を進行させないようにすることが狭心症の予防につながります。
動脈硬化は、だれでも年齢と共に多少は進んでいきますが、危険因子を少しずつ減らし、生活習慣を改善することによって、進行を遅らせることは可能です。
動脈硬化の危険因子のなかには、さまざまな病気も含まれています。
糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症(痛風)といった病気は、動脈硬化と関係が深いものです。
食生活では、食べ過ぎや偏食に注意して、肥満にならないようにしましょう!
特に夜食は体脂肪を増やし、肥満の原因になるだけでなく、安眠を妨げるので、心臓に二重の意味で負担をかけることになってしまいます。
ビタミンやミネラルは、心筋にとって大切な栄養素です。
ビタミンの豊富な緑黄色野菜、ミネラルの豊富な海藻類などを十分に食べるように心がけて下さい。
たんぱく質も、心臓をはじめとする臓器の細胞をつくったり、血液のもととなったりする役割があります。
特に、人間のからだでは合成できず、食物からとらなければいけない必須アミノ酸が重要で、これを豊富に含む良質なたんぱく質を食べることが大切です。
牛乳などの乳製品、卵、魚介類、肉類、大豆(豆腐、納豆といった大豆製品)などが、良質なたんぱく質を含んでいます。
食事とともに忘れてはいけないのが運動です。
適度な運動は動脈硬化を防ぐばかりでなく、新しい毛細血管を生み出す力にもなり、全身の血液循環がよくなります。
冠動脈にも新しい血管が生まれ、血流を補うと考えられていますから、狭心症の予防にとどまらず、再発防止にも役立つといえます。